瀬野 和広

Profile
1957年 山形県生まれ
1978年 東京デザイナー学院 卒業 
      株式会社鬼工房
1979年 大成建設株式会社 設計本部
1988年 設計アトリエ 一級建築士事務所 開設
2006年~ CASBEE研究開発「住まい」委員
2009年~ 東京都市大学都市生活学部 非常勤講師

受賞・雑誌掲載

第2回、第3回「いわきの家」設計コンペ 大賞 (2年連続)
千葉県建築文化賞
「住まいの達人コンテスト」最優秀建設大臣賞
大改造!!劇的ビフォーアフター(7回出演、年間大賞2回)
渡辺篤史の建もの探訪(テレビ朝日)
あしたも晴れ!人生レシピ(NHK)
はなまるマーケット(TBS)
はぴひる(TBS)
日経アーキテクチュア、住宅建築、新建築、建築知識 他多数

著書:これからの木造住宅のつくりかた(エクスナレッジ)
家づくり解体新書(KKベストセラーズ)

コンセプト

何はともあれ、このまち、この場所、この家で、「世代循環」しながら永持ちする家庭環境づくりが必須と考えます。
その為には生活スタイルの変化に建築の追従性が要求されます。
ですから私達の家づくりは、極力限定的間取りにならない設計を心がけております。
つまり、「いじくれる」家づくり。その為の「屋台骨」づくりの手抜きは許されません。
木と木を確実に組みながら、家づくりイコール30年後の粗大ゴミづくりにならない仕様でなければなりません。

作品集

住所:東京都三鷹市
構造・規模:在来木造軸組構法 平屋建て
家族構成:夫婦
敷地面積:795.36㎡(240.59坪)
延床面積:118.41㎡(35.81坪)
工事額の目安:4000万

自然エネルギー優先活用の家づくり

家づくりは、この場所での世代循環であり、まちを育む原点と捉えたい。本来の長期優良住宅は、自然環境と社会環境の按配の中で育まれるものであり、安に気密断熱と機械装置前提の性能評価ではない。間取りを四季に思い切り解放しながら、気密断熱と調湿の充実を計り、環境に寄り添いながらの設えをあたり前とした家づくりを続けたい。


住所:福岡県福岡市
構造+階数:木造在来軸組構法2階建て
家族構成:夫婦
敷地面積:269.74㎡(81.59坪)
延床面積:89.42㎡(27.04坪)
工事額の目安:2700万

土手の間のつくろい方

中高層が立ち並ぶ街区の家づくり。通風採光はもとより、まち並み俯瞰のロケーションとしても按配の良い土手の間取りにつなげようと考えた。土手の間に張り出した縁側を間口とし、サニタリー以外は2階を含め全開放間取りの容積が日常の目線となる。台所は社会的対面志向で玄関土間に設えられた。台所を中心に、土間は様々な作業と収納機能を持つ我々言うところの『土間ラボ』になっている。仕切らない容積全体がラボ機能を持ち合わせることで、限定用途を嫌った間取りを計った。
住所:神奈川県横浜市
構造+階数:木造在来軸組構法2階建て
家族構成:夫婦+子供2人
敷地面積:167.97㎡(50.81坪)
延床面積:125.96㎡(38.07坪)
工事額の目安:3000万

漁町、その只中に刻む新しい縁側

魚河岸通りをもつこの地区は、その昔から漁師町としてのコミュニテイが育まれてきた。「庭はみんなのもの」!なんと町に境界塀がない。庭は道で道が庭で、家と家の隙間に気配を感じあいながら、みんな肩を寄せ合っての暮らし向きが成立している。間取りは「庭が道」の家づくりからはじまり、縁側玄関と縁側書斎で家の中にもうひとつの「道端」を設え、町との交流を促す間取りとした。