建築家の設計事例
瀬野 和広
Kazuhiro Seno
漁町、その只中に刻む新しい縁側 魚河岸通りをもつこの地区は、その昔から漁師町としてのコミュニテイが育まれてきた。「庭はみんなのもの」!なんと町に境界塀がない。庭は道で道が庭で、家と家の隙間に気配を感じあいながら、みんな肩を寄せ合っての暮らし向きが成立している。間取りは「庭が道」の家づくりからはじまり、縁側玄関と縁側書斎で家の中にもうひとつの「道端」を設え、町との交流を促す間取りとした。
筒棟庵
土手の間
建築家コメント
漁町、その只中に刻む新しい縁側
魚河岸通りをもつこの地区は、その昔から漁師町としてのコミュニテイが育まれてきた。「庭はみんなのもの」!なんと町に境界塀がない。庭は道で道が庭で、家と家の隙間に気配を感じあいながら、みんな肩を寄せ合っての暮らし向きが成立している。間取りは「庭が道」の家づくりからはじまり、縁側玄関と縁側書斎で家の中にもうひとつの「道端」を設え、町との交流を促す間取りとした。